はじめに 風のささやき
はじめに
いろいろな企業で研修を行いながらいつも感じることをそのまま文章にしてみたらどうなるのか?
そんな発想からこの「風のささやき」が生まれました。
リーダーシップに関する多くの書籍を読んでみましたが、どれも「そんなに上手く行くはずもない。」とか「現場ではなかなか通用しない。」と言う声をよく聞きます。
そんな中、本音で、今現場で起こっていることを文章に出来ればどうなるかと言う発想で書き綴っています。
私自身、大阪は西成で生まれ育ってくる中で、多くの季節労働者とのふれあいの中から、人の本音、感情の起伏と接してきました。
寂しさの中にある自分の生き方、組織に中にある自分の生き方、そんな部分をこの「風のささやき」の中から感じ取っていただければと思います。
ここで言う「風」とは社風とかというものではなく、人と人が集まり組織となる中で、その人と人との間に流れる風のことを言います。
人と人の間に流れる「風」が組織に人の感情にどのように作用し、どのように影響しあっているのか・・・
今、あなたがいる組織に当てはめていただけるとより「風」の威力を感じていただけるはずです。