コミュニケーションとは?
研修のスタート時に
参加者全員に問い掛けをしています。
「コミュニケーション」の意味をご存知ですか?
「コミュニケーション」は「意思伝達又は意思疎通」と辞書に書いてます。
その問いかけに関する返事は、
「意味は知らないが、便利な言葉だから使ってる」
「コミュニケーションの意味は、会話と認識している」
「俺のいう事を聞くのが、コミュニケーションだ」
等など、様々な答えが返ってきます。
一番多いのが、「会話」という答えです。
「会話」は英語では「conversation」でコミュニケーションとは別物です。
もう一度言います。「コミュニケーション」を辞書で引くと、「意思疎通」又は「意思伝達」記載されています。
「自分の意思」を対象者に伝える事が重要ポイントになります。
上司のコミュニケーションはいつも完璧では無いと思うのです。
自分の意思を言葉という記号に乗せて相手に伝えるのですから、
自分の意思とは別で伝わる事も、あると感じます。
上司が伝えた時の、疑問点を明確にしていく必要があると感じるのです。
ある時にこういう意見が出ました。
A上司は、コミュニケーションの際に疑問点が無くなるまで、コミュニケーションを取ろうとする
しかし、
B上司は、一方的に伝えて終わる。おまけに、後日「言った言わない」、「そんな事、聞いてない!」の言葉が多い!
あなたは、どちらの上司が良いですか?
多くの人は、A上司を上げます。
ちなみに、B上司は「コミュニケーション」の意味を「会話」と答えていました。
最後にもう一度、「コミュニケーション」は「意思伝達又は意思疎通」と辞書に書いてます。
本当にコミュニケーションは、「奥が深い」です。